1 :風吹けば名無し:2013/05/26(日) 07:17:06.89 ID:sd9xs3HB
ここまで16試合40打席と出番は少ないながらも、5本の2塁打を含む計12本のヒットを放って打率.308の3打点。鋭くしなやかなバットスイングで、スケールの大きさを垣間見せている。ここまでの打席をホットゾーンで見てみると、高めの球に対して12打数7安打と強さを見せ、特に外角高めは4打数4安打の打率10割を誇っている。藤浪が高めのストレートで抑え込もうとして、そのボールがシュート気味に動けば、ズバリ、大谷の“10割ゾーン”に吸い込まれることになるそして特筆すべきは、変化球への対応力だろう。球種別で見ると、ストレートに対しては18打数5安打の打率.278であるのに対し、変化球は21打数7安打の打率.333。多くのアマチュア強打者が、最初に“プロの壁”としてぶつかるはずの変化球に、高卒1年目ながらすんなりと順応。いとも簡単に打ち返しているのだ。
2 :風吹けば名無し:2013/05/26(日) 07:17:24.02 ID:sd9xs3HB
阪神・藤浪はストレートが全投球の66%を占める。身長1メートル97センチの長身から投げ下ろす藤浪のストレートは、150キロを超えるそのスピードだけでなく、荒々しくシュート気味に“動く”ことも特徴。ストレートでの被打率は.153と、ここまでプロの打者を抑え込んでいる。さらにコースの高低別で見ると、低めの被打率が低いのは当然であるが、同時に高めの被打率も.205(NPB平均被打率.260)と非常に優秀。これは高めで勝負できる球威を示しており、投球の幅という面においても威力のある高めのストレートが持つ意味合いは大きい。その一方で、全投球の23%を占めるカットボールが、藤浪のピッチングの鍵を握っている。スライダーにも似た軌道を描く決め球で、ここまでの計32奪三振のうち10奪三振を奪っており、被打率は.190とストレート同様に1割台。このカットボールが低めに決まれば、そう簡単には打たれない。ここまで被打率.171を誇る藤浪だが、対右打者は.139で対左打者は.222。右打者の内角に食い込むシュート気味のストレートよりも、内角低めに鋭く曲がるカットボールの方が、左打者の大谷には有効かも知れない。
元スレ:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1369520226/